この作品のために記念すべき第20回、1年半空けて待ってました!
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~最後の人間~」
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StudioGIW待望の『ヴァ』シリーズ第7弾は
TacticsRPG!!
(株)ベクター主催 : 2009年 ベストオンラインソフト受賞作品 ・
↑お待たせしました!これがタイトル画面です!
第6弾「VAZIAL SAGA(ヴァジアルサーガ愚民化戦略)」のときと同じ始まりで…
・他の人がやってない、秘密の隠れ家的なゲームをやりたい。
・PCでお手軽なRPGがやりたい。
・PCがゲーム以外でも使うからノートだったり、OSがXPより古かったりやグラフィックボード未搭載だ。
・RPGをやりたいが、1回に長めの時間がとれない。
・何回でも出来るゲームが遊びたい。
・日常が忙しくてゲームに使える時間があまり無い。
・簡単なルールで奥深いゲームを探している。
・記録が残ると張り切るタイプだ。
・お店に買いに行くのが面倒くさい。
・パッケージはかさばるから要らない。
・スタジオギウのゲームをやったことがある(または興味がある)。
・ゲームはデータも重要だ。
・他のプレイヤーとスコアを競いたい。
・『ヴァジアルサーガ愚民化戦略』をプレイしたことがある。
・『けいおん!』の声優さんに興味がある。
・新作ゲーム2000円位ならお手頃だと思う。
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1つでも当てはまれば、
このゲームは貴方にオススメかもしれません。
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~
↑ここをクリックするとベクターさんで手に入れられます!
★何が楽しいゲーム?
2009年12月17日!遂に発売となったStudioGIWの最新作RPG『KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~』ですが、私自身プレイして何が楽しかったのか。ここが大事だと思うので、まずは約1年前、私の初プレイ時の印象を書きます。用語の意味は分からなくてもいいので、当時の思いを感じてもらえればなと思います。(ネタバレになるので当時未公開でしたが、いい機会なので、ここで公開します。)
KILLZVALDは私の琴線に触れた…
StudioGIWさんから出来立てほやほやのKILLZVALD VersionNo.α1が届きました。早速ファイルを解凍してプレイ開始!
まず一言。
「ゲームとして楽しいです!いきなりぐいぐい引き込まれました!」
『キルツヴァルド』のジャンル表記はRPG、内容もしっかりRPGなんですが、実際プレイしてみると、StudioGIWの得意分野、SLGの要素である『戦略』&『戦術』&『情報収集の重要性』の考え方が全体を通してちりばめられていてStudioGIWらしいRPG作品に仕上がっているなと思いました。(2009年12月18日正式にジャンルを「TacticsRPG」に決定されたようです。)
『戦闘パート』は、カードゲームのデッキをお互い手で動かすような感覚的に沿う感じのシステムであること。私はこういうタイプの戦闘はやった覚えがなかったので新鮮です。戦えば戦う分だけ強くなるだけでなく、武器やスキルも未知のものが開発されていきます。
パーティー編制は、独自システム『ツヴァルド』での月人強化、装備武器やスキル等の装備バランスやフォーメーションを考えながら、自身の好きな戦い方に合わせて随時コーディネートすることが可能です。キルツヴァルドの編制は簡単操作ですから、苦に感じません。多分プレイヤーによって全く異なる編制になるんじゃないかと予想されます。
KILLZVALDは新しいゲームデザインを採用したため、一見難しそうに見えながらも、プレイヤーが感覚的に操作を覚えやすいようになっているため、どんな方でもプレイしやすくなっています。
そして何よりも、今回もゲーム全体のテンポがいい!ということが気に入りました。『極論1日5分しかゲーム出来ない方でも、こつこつプレイでエンディングまで確実に楽しめるRPG』だと思います!
しかしすでにこのボリューム。完成したら、クリアまでに数十時間かかるんじゃないでしょうか。完成が待ち遠しい作品です。
(2009/1/31)
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さあ今回の記事。最初にお断りしますが、長文です。私Wisderが、11ヵ月キルツヴァルドを楽しんで、みんなにもやってほしいなという気持ちを込めて書きました。
3章構成で、序盤に全体的なことをざっと書いておきました。中盤は掘り下げた内容で、最後に豆知識という感じでまとめてあります。章の最後に購入(&体験版)ダウンロードページのリンクもご用意しておきます。お時間があれば全部読んでいただければ嬉しいです。では始まり始まり~
記事は最終ベータ版を元に書いています。画像は開発中の画面のため製品版と一部異なる場合があります。
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~
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★ ★ ★ 第 1 章 ★ ★ ★
どんなゲーム?
キルツヴァルドは、氷虎と呼ばれる主人公と、黄道12星座をモチーフに製造された不死の戦闘型人造人間である、12人の月人(つきびと)を従えて、地下幽室と呼ばれる本拠地と100以上も存在するダンジョンを行き来しながら、ストーリーを進めていきます。ダンジョンや戦闘では貴方がベストだと思うメンバーと編制を決めるため、プレイヤーによって部隊編制は十人十色です。戦闘以外は非リアルタイム。戦闘は、カードを自身の手で動かすような感覚をマウスで再現しており、リアルタイムが得意・不得意に関係なく楽しめる、セミリアルタイムバトルシステムとなっており、緊張感のある戦いが楽しめます。
↑こんな感じで緑の髪の「月人パルテノス(CV:竹達彩奈さん)」をマウスでつかんで左端に持って行っている途中画像です。
本作は、『ミックスヴェリスMix』、『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略~』のとき以上に「日笠陽子さん(けいおん!/秋山澪役)」、「植田佳奈さん(マリア様がみてる/福沢祐巳役)」をはじめとする豪華声優陣によるボイスがふんだんにちりばめられており、イベント時はもちろん、戦闘時などでしゃべりまくります。
世界観は、電波神曲「洗脳・搾取・虎の巻(mosaic.wav)」の原作ゲームでおなじみ、ベクター第8回プロレジ大賞受賞作品『ヴァジアルサーガ愚民化戦略』のその後…を舞台にしています。 『ヴァジアルサーガ』はシミュレーション(ストラテジー系)。『キルツヴァルド』はRPGでジャンルは全く違うんですけどね。
ゲームシステム
あとでもっと詳しく書いていきますが、キルツヴァルドって、ざっとこんな特徴をもってます。
全体的な流れ
全体としての大きな目標はありますが、RPGですしストーリー的なものは詳しくは申しません。何をすべきかは、皆さんの目で実際に確かめてください。 流れとしては、本拠地で編制→ダンジョン探索の繰り返しが基本となります。探索途中にイベントが発生することがあります。
序盤の目的は、あなた(氷虎)の忠実な部下である、12人の月人と合流することが主要な目的になると思います。月人が集まっていく過程はワクワクしながら楽しめると思いますよ。
↑上図のように、常に地下幽室を中心にゲームは進んでいきます。エリア内でもデータ閲覧および、限定的な編制は可能です。エリア5の後にエリア3に戻ってレベル上げするとかはプレイヤー次第。
キルツヴァルドの核となる5つの基本システム
1.探索を有利に進めるための『ムーンアイ』
第一月人「アリエス」の専用スキル。キルツヴァルドで一番最初に出会うスキルでもあります。ムーンアイを発動すると、一定期間(歩数)、索敵、先制攻撃値、逃走率に影響を与えます。
ムーンアイに使用回数制限はありませんので、どんどん使っていきましょう。
↑MOONEYE使用中のため敵が自ユニット(青)の左に表示されています。
2.戦闘を有利に進めるための『ツヴァルド』システム
このゲームシステムの核とも言えるシステムです。
2人の月人を合体することで、月人の戦闘力を飛躍的に高める奥義です。
実際は月人Aを武器に半封印することで、月人Aはその間使えなくなりますが、その分、武器を使用する月人Bの能力を飛躍的に高めることができる設定です。
戦闘に参加する頭数は少なくなりますが、ツヴァルドを使用しないと、ゲームを進めるのは非常に困難だと言えそうです。最初のうちは効果がよく分からないかもしれないのと、頭数が減るから、ツヴァルドを避けてしまうと思いますが、最初の蒼岩エリアでぜひ使い方をマスターしておいてください。
↑ツヴァルド画面。アリエスの武器にタウロスをツヴァルドしようかなと思っている場面。黄色で囲まれた部分が変更予測値です。
3.敵を倒した気でパーティーを強化!『Aura(オーラ)ポイント』システム
敵にとどめを刺したキャラには、そのキャラのAuraポイント(以下AuraPT)が貯まっていきます。
具体的には、このAuraPTは10溜まると、基本ステータスの値が10パーセント増しになります。ダンジョンによってはAuraPTをうまく活用しないとクリアが困難な場合があります。
月人のHPが0になり、戦闘不能になると、AuraPoint(以下AuraPT)はリセットされます。
またダンジョンから帰還すると、全員のAuraPTはリセットされ0になります。
↑左の味方の名前の下にある赤いバーはHP,その下にある青いバーがAP(オーラポイント)をあらわしています。月人イクテュエスはAuraMAX状態のため、基本攻撃力から大幅に攻撃力が増強されています。
4.スキルシステム
キルツヴァルドでは、1人の月人について3つのスキルを同時に装備させることができます。スキルはレベルアップとともに増えていきます。増えたスキルはキルポイント(KILLPOINT:とどめを刺すと1ポイント貯まる)を消費して初めて覚えます。一度覚えてしまえば、忘れてしまうことはありません。
あとは3つのスキルスロットに何を装備させるか…です。
本拠地(地下幽室)で、何度でもスキルの付け替えは可能です
ツヴァルドさせれば、最大6つのスキル効果を得ることができます。
↑今スキルII「アクスシールド」のスキルにカーソルを合わせてみたところです。3つのスキル枠に何を装備していくのかが結構重要になってきます。
5.現状ではPCでないと成立しない戦闘システム
キルツヴァルドの戦闘システムは、カード風のキャラクターを縦4×横7マスの中で動かします。
感じとしてはテーブルに配置されたカードをすばやく手(マウス)で掴んで動かして、最適なフォーメーションで敵と戦います。この操作は現状でマウスが最適であると思います。となるとプラットフォームはPCが最適なのかな。そう感じました。
↑これが戦闘画面!リアルタイムなので、カードゲームのカードを自ら動かして遊ぶ感じだ(トランプのスピードみたく)
武器の研究開発
キルツヴァルドの楽しみのひとつが、この武器研究開発。
主人公以外死滅したとされる人類。キルツヴァルドの世界にはRPGにはあたりまえの通貨はありません。制作のスタジオギウさんは、いらないパラメータをばっさり切り捨てますが、今回も『通貨』を切り捨てています。武器の種類は数百用意されています。武器は売っていません。キルツヴァルドでは、武器は武器開発スキルを装備した状態で戦闘を重ねることにより研究値を蓄積していき、武器を進化させていきます。武器を開発すると、次の開発ラインが表示されます。場合によっては分岐します。『試作…』『…改』とかの言葉に弱い方には特におすすめします。
↑スピア(槍系)の武器開発画面。緑のバーは研究開発終了していることを表しています。ピンクの矢印は右に行くほど上級武器になります。中には分岐しているのもありますね。これは槍系の一部分ですので、武器はまだまだありますよ。画面は月人アリエスが、画面左上にある黄色でEとなっている武器、「試作ライトランス」を装備しているところです。
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ストーリーや戦闘を盛り上げる総勢22名の声優陣!
今までのStudioGIW作品にはなかった、声優さんの大量投入。日笠陽子さん、植田佳奈さんをはじめとする、22名の声優によるボイスが、会話画面はもちろんのこと、戦闘やツヴァルド時などにふんだんに盛り込まれています。シンプル&テンポを重んじるStudioGIWさん。ストレートに驚きました。
出演声優さんは以下の通りです。
月人アリエス … 日笠陽子 (所属:アイムエンタープライズ)
月人テンビン … 植田佳奈 (所属:アイムエンタープライズ)
月人パルテノス … 竹達彩奈 (所属:アイムエンタープライズ)
月人サジタリアス … 藤田麻美 (所属:アイムエンタープライズ)
月人カプリコーン … 高橋幸治 (所属:アールグルッペ)
月人レオン … 福田純 (所属:VoiceBloom)
月人タウロス … JOY (所属:Production GIW)
月人カルキノス … 岸本周也 (所属:Production GIW)
月人イクテュエス … 内海慶子 (所属:Y・M・O)
月人アクエリアス … 愛原圭織 (所属:Production GIW)
月人スコーピオン … 日向朱里 (所属:Production GIW)
月人ジェミニ … 渕崎けけろ (所属:Production GIW)
宮簀月菜 ・貴坂理緒・笑兵衛・黒崎あいり・本多しの舞・杉宮加奈・Kyah ・M.Sekiya(所属:Production GIW)
緋凪悠希 (所属:VoiceBloom)
片岡あづさ(特別出演)
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ゲーム初級者から上級者まで幅広い遊び方に対応!
★SF作品によく登場する『ワープ航法』はドラマのテンポの為に作られた
マニュアルを読まない人がいきなりゲームをスタートしても全然大丈夫です。
まず第1にゲームを始めると、あなたの第一月人「アリエス」ゲームを進めていくにあたっての流れをその場その場で音声付説明してくれます。
↑月人アリエス(CV:日笠陽子さん 「けいおん!秋山澪役」などで活躍されておられます。)
親切設定2 カーソルヘルプ
第2にカーソルヘルプの充実という点があげられます。ゲーム中、気になった用語やステータスがあれば、マウスカーソルを気になる部分に持っていくと画面にこれはこういう効果があるよだとか簡単に確認できるようになっています。
↑カーソルを攻撃速度のところに持って行ってみると・・・下のメッセージ欄に「攻撃速度」についての解説が入るので安心です^^
親切設定3 F1ヘルプ
第3に「F1」キーを使用したヘルプ。ここにはまず、カーソルヘルプよりもさらに詳しい攻略方法や操作キー等の説明がされています。世界観、操作説明、戦略解説などとても詳しい説明が、ゲームをしながら確認することができます。 ゲームの操作方法に一通りなれてきたらF1ヘルプ中の「戦略解説」を読み返して、ゲームにはまっていっていただければなと思います。
↑とても丁寧なオンラインヘルプ。一度は一通り目を通してみよう。
親切設定4 キルツヴァルドのセーブは原則どこでも可能です。
セーブの使い方もチュートリアルで教えてもらえますが、どこでもセーブ出来ますから、苦手なボスなどでセーブして等の使い方ができます。ゲームに慣れていない方でも大丈夫だと思います
親切設定5 CTRLキーで一時停止
CTRLキーを押している間はゲームが停止します。さらに戦闘スピードは3段階のスピードを設定することができます。キルツヴァルドは戦闘でリアルタイムの部分がありますが、これで、リアルタイムシステムが苦手な方でも大丈夫だと思います!
親切設定6 SHIFTキーでノーウェイト
SHIFTを押している間は、そのPCの最高処理速度でゲームが進行します。ゲームをしているとこの移動、戦闘かったるいなあと思うことはありませんか?StudioGIWの作品は、この問題をSHIFTキーによって解消しています。
ゲームに、まとまった時間の取れない忙しい方にもオススメです。ダンジョンは数分から長くても十数分です。StudioGIWのゲームは、ウェイト外しが標準装備なので、この活用に慣れてくると、巨大ダンジョンでも10分は超えないと思います。
親切設定7 いつでも戻れる 「RETURNボタンで本拠地への即時転送」
ダンジョンの奥深くまで潜ったところで回復困難、強敵いっぱいの状態になってしまっても大丈夫です。「RETURN」ボタンをクリックすればいつでも本拠地である地下幽室に戻ることができます。どれだけ探索が進んでいても、唯一不死身ではない主人公『氷虎』が死んだら即ゲームオーバーです。RETURN使用にはペナルティーもありませんから、セーブと併せて有効に使っていってください。
↑右上の「RETURN地下幽室」をクリックすればすぐに戻ってこれます。
Webランキング対応!
StudioGIWさんでは、この作品からWebランキングに対応します。すでに体験版でも専用ランキングボードが稼動しています。
WEBランキング(無料)に対応したことによって、世界中のプレイヤーと競い合うことも可能になっています。
ランキング方法はとても簡単です。『DATA』画面で[CTRL]+[R]を押すだけ!瞬時に現時点でのランキング画面に移行します。(最初だけ名前を登録します。)
まずは実際ゲーム画面を見てもらうところから始めてみましょう。
これが、キルツヴァルドのタイトル画面です。ちなみにタイトル画面はあの草薙の代表、中座洋次さんの作品です。地表が氷で覆われ生物は死滅、主人公らは地下で長い眠りから覚めたところ。ここから全てがスタートします。
最初は主人公(あなた)の生まれ月を選択します。まあ、素直に入力してしまいましょう。あなたと同じ守護星座の月人はほんの少しだけボーナスを得ます(AuraPTのMAXが1割増し)。
そして、ついにキルツヴァルドの世界の幕が上がります。
・ゲームの序盤
ゲームは、『氷虎(あなた)』の第一月人である『アリエス』との会話からスタートします。
ゲーム中選択肢が表示されますが、選択肢によってストーリーが分岐することはありませんので、あなたの望む返答を選択してください。
まずは、チュートリアルを兼ねた蒼岩の迷宮エリア1に転送されます。部下の月人を探しながら移動、索敵、戦闘、帰還、、編制、武器研究、セーブの方法を覚えることになります。ここまでやってくれば、ああこんな感じで流れは分かってもらえるかなと思います。
↑こうやってゲーム中にちゃんと説明してくれます。この月人がタウロス(CV:JOYさん)です。
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KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~
↑ここをクリックするとベクターさんで手に入れられます!
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★ ★ ★ 第 2 章 ★ ★ ★
それでは各画面の説明です。
★ワールドパート全ての統合画面です。
移動は『ヴァスタークロウズ』でおなじみの、エリアをクリアしたら必ず本拠地に戻るタイプです。一度クリアしたダンジョンは何度でも挑戦することができます。行けるダンジョンを増やすためには、未クリアエリアをクリアすればOKですがキルツヴァルドの場合は、ダンジョン内にある転送魔法陣を解放すれば、本拠地から行けるダンジョンが増えていきます。地下幽室の魔法陣からダンジョンの魔法陣への転送という手段を採用することで、本拠地←→解放済ダンジョンの行き来が自在という設定となっています。
このタイプには利点があり、自分のペースでゲームを楽しめることにあります。
[拠点]→[A1]→[拠]→[A2]→[拠]→[A3]→[拠]→[A2]→[拠]
上のように、常に拠点から好きなダンジョンを選んで臨めるので、今回はストーリーを進めよう、今回はレベルを上げる為に少し前のダンジョンに行ってみようといったことが容易です。
今回の舞台はタイトル画面にもある通り、氷に閉ざされた地表!ではなく、地下が舞台になります。タイトル画面の地下に空洞があるのはそういうことであります。なぜ地下が舞台になったのか詳しい理由は、オープニングイベントで語られていますので、みなさんの眼でお確かめください。(体験版でも確認できます。)
地下ダンジョンは100以上のエリアに区分けされています。最初は、プレイヤーの本拠地である、地下幽室に隣接するエリア1だけしか行けませんが、次のエリアに行く為の魔法陣を解放することで先のエリアへの転送ができるようになります。
ダンジョンは最大、東西南北の4方向で次のダンジョンと連結しています。連結を有効にするには、ダンジョン内のどこかに、隣接ダンジョンに行けるようになる転送魔法陣がありますから、探索を行いそのマスに到達すればOK。魔法陣は解放され、次のダンジョンへの扉は開かれます。一度解放されれば、ワールドマップから、いつでも好きなときに転送が可能です。
ゲームが進むと、行けるエリアが増えていきます。キルツヴァルドでは全てのエリアをコンプリートする必要はありません。
次のエリアに直線的に近いエリアが最短ルートです。ルートから離れ気味なエリアはレア武器などが眠っている確率が高いエリアです。
ランキング用にスピードクリアを目指すか、全てのエリアをコンプリート、じっくりと育成し、万全の体制でクリアを目指すかは、プレイヤーであるあなたの自由です。
編制パート 編制を極めるもの。ダンジョンを制す
↑部隊の編成はここで行います!上が装備等の確認、下側がフォーメーションの確認です。
ここで行えることは、4つあります。
「武器装備」
「スキル装着」
「フォーメーション設定」
そして「武器ツヴァルド」です。
>武器装備
武器研究画面にも関係してきますが、ここで装備する武器を決定します。ダンジョンでは武器の変更が出来ないために、装備武器の設定は非常に重要です。
本作品に登場する武器は、最大3つの特殊効果が付加されている場合があります。
この効果は、基本的に開発レベルが高くなるのに比例して効果が高くなるのですが、開発初期段階の武器(ツリー左)でも特定の敵に対して効果の高い武器もあり、挑む迷宮によって最適な武器を選ぶ必要がありそうです。
序盤から中盤、使い方では終盤にいたるまで、使えるのは『呪い』が付加されている武器です。どこかで手に入れることができますので、見つけたら試してみてください。
>スキル装着
キルツヴァルドの公式サイトをよく見てみるとさりげなく『ヴァスタークロウズ X VAZIALSAGA』と表記されています。
関連作品『ヴァスタークロウズⅠ&ⅡSP』では、生れつき持っているスキルが決まっていて、スキルの変更ができません。育ててみたらいいスキルを持っていたといった、珍しい傭兵を見つけることも楽しみの一つなので、スキル変更できないことで、人物の個性の一端を表現していました。また紋章の封入で、傭兵の能力が変化しました。
VAZIALSAGAでも1人1スキルを持っていて、部将の個性が表現されていました。
『キルツヴァルド』では
・月人ごとに覚えていくスキルは異なる。
・一人の月人について、習得スキルは30以上!
・1回に3つのスキルを同時装備でき、スキルの付け替えは自由。
・後述の武器ツヴァルドによって、6つのスキルを有効にしたり、スキルの重ねができる。
という特徴で月人に個性を与えています。
スキルはトドメを刺したKILLPOINT(キルポイント)を消費してスキルを覚えます。覚えたスキルは装備してはじめて効果を生じます。最初は数個のスキルしか覚えることができませんが、レベルが上がると覚えられるスキルは増えていきます。
個性の演出はもちろん、場面ごとに最適なスキルを、自分なりに見つけるという楽しみが増えた感じです。
スキルの内容
スキルには索敵系、追加ダメージなどを与える、攻撃速度を上げる攻撃系、オーバーキルでもHP1で耐える防御系、回復系、武器研究系など多彩なスキルが用意されています。その数400を超えます。名前の中には、『ヴァスタークロウズⅠ&ⅡSP』や『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略~』で使われたスキルの名前も。
なので、慣れないうちは、武器研究系と索敵(ムーンやスザク)系と退却系(ハグネイ→VAZIALSAGAをやった方なら分かりますね。)を必ず装備すれば大丈夫かなと思います。
月人の名前の入っているスキルも使えますよ。
序盤で、氷虎に「デビルリング(回復系)」のスキルを装備した月人をツヴァルドすると、全滅しにくくなりますよ。
慣れてきたら、迷宮に登場する敵に合わせて、レベル上げや、武器研究用、ボス戦用など、用途に合わせてスキルを付け替えてみてください。
>フォーメーション設定
編制画面下部に、月人の画像が表示されています。これが戦闘開始時点での、プレイヤー側の陣形になります。(陣形はダンジョン内でも変えることができます。)
スキルなどで、領域効果が得られる場合があり、ここではそういったことを総合的に確認しながら、フォーメーションを組んでいくことが重要です。
慣れないうちは、剣・斧系は前衛に。弓系は後衛に。槍系は攻撃的配置なら前衛。守備的配置なら後衛と編制に応じて。
剣2:斧2~3:槍1~2:弓1~2
この当たりの割合が戦いやすいのかなと思います。
◇◇◇◇◇
◇◆◆◆◇
◇◆月◆◇
◇◆◆◆◇
◇◇◇◇◇
槍(剣&斧の攻撃範囲に8方向は射程2)
弓(攻撃範囲:制限なし。全てのマス)
>武器ツヴァルド
KILLZVALDのタイトルのZVALDの部分を担う、この武器ツヴァルド。一体どういうシステムなのか?紐解いていきましょうか。
簡単に言うと、AをBが使っている武器に半封印(ツヴァルド)することで、Bの能力を飛躍的に上げるという仕組みです。
ツヴァルドの仕組み
ツヴァルド前:月人A ⇒ 月人B
ツヴァルド後:--- 月人B
月人Bの能力は飛躍的にアップ!
◎ツヴァルドの長所
・攻撃力、及び武器重量軽量化による移動力の上昇。
◎ツヴァルドの短所
・戦闘に参加する頭数が少なくなる。
・被ツヴァルド側に経験値が入らない。
実際はデメリット以上にメリットが大きいです。
武器ツヴァルドを行えるのは氷虎の第一月人「アリエス」です。
編制では「ツヴァルドする」、「ツヴァルドを解除する」の両方が可能です。
ダンジョンでは「ツヴァルドを解除する」ことしかできませんので、気をつけましょう。
また、「氷虎」と「アリエス」は被ツヴァルド状態にはできません。
武器ツヴァルドの操作自体は簡単で、武器ツヴァルドボタンをクリックして、被ツヴァルドされる月人を選ぶだけです。選ぶ際には、ツヴァルド後の数値も確認できます。
>武器開発パート
武器には『剣』『槍』『斧』『弓』の4種類の系統が存在します。最初にいくつかのレベル1のノーマル武器が用意されています。
キルツヴァルドの世界では武器は買うのではなく、月人自身が新しい武器を研究し、生み出していく必要があります。新しい武器は、攻撃力が上がったり、最大3つの追加効果が付加されていたりします。
新しい武器を生み出す為には、武器研究ツリー画面で、装備したいタイプを選択、武器を装備しダンジョンで敵と戦うことで、武器研究値を溜めていきます。
研究値が100%に達したら研究は完了します。要は戦えばいいんです。簡単ですね。
初期武器はストック無限で、氷虎・月人が何人でも装備することが可能ですが、研究開発した武器は1本だけですから、誰に装備させるかが生死の分かれ目になることもあります。
開発が完了すると、多くは進化系の武器が作られます。場合によっては分岐して2つの武器が研究ツリーに現れることも。パーティーの武器レベルの合計や、他の研究武器の開発経過と絡んできたり、また、ダンジョン内で新しい系統の武器を見つけることもあります。こうして武器を鍛えて増やしていくことで、倒すことが困難だった敵を、追加打撃を与える、敵の能力を封じる武器で攻撃して、簡単に倒すことが出来るようになったりと、戦いの場に応じた装備をカスタマイズしやすくなってきます。武器を全てコンプリートするとその数、数百あるとかないとか…
氷虎・月人には自身の武器レベルを越える武器を扱うことはできません。武器を開発するには研究開発対象武器を開発者に装備させる必要があります。4系統の武器を、誰が中心になって開発していくかを決めておくと、効率よく開発を進めていけると思います。
ダンジョンパート
ダンジョンパートでの目的は、次のダンジョンへ行く為の転送魔法陣を発動させることです。発動といっても、魔法陣のマスにプレイヤーを移動させるだけですから心配御無用。
またダンジョン内では数々のイベントが起こる場合があります。
ダンジョン内で、敵と遭遇すると★戦闘開始!★です!
ダンジョンでは随時、編制画面に移動することが可能です。装備武器の変更と、武器ツヴァルド以外のことが可能です。
移動はプレイヤーが移動するまで時間が経過しない非リアルタイムのターン制です。ダンジョンは四方マスで構成されていて、1マス動くか、ムーンアイを発動(後述)すると1TIME経過します。敵はプレイヤーの行動と同時に移動します。じっくり考えて操作してもらって大丈夫です。
移動はマウスカーソル、テンキー、カーソルキーに対応していますので、お好みの操作を選択ください。私はカーソルキーを愛用しています。
一度探索した場所はオートマッピングされていきます。まず迷うことはないでしょう。
MOON EYE(ムーンアイ)
ダンジョン画面右上
氷虎の第一月人「アリエス」専用スキル。氷虎がいないと発動しない。発動方法はゲームでアリエスが説明します。今までのStudioGIWのゲームではなかったチュー設定です。
実際『ムーンアイ』とは何かといいますと、索敵&偵察を主としたスキルです。専用とあるように、「アリエス」しか使えません。発動すると一定移動マス分効果が持続します。発動中の主な影響は下記の3点です。
1.「ムーンアイマップ」に敵位置(通常の敵はE、ボスはB)が表示されます。
「メインマップ」には、敵部隊の位置と敵数、総AuraPTが表示されます。
2.エンカウント時に移動&攻撃ゲージがある程度貯まった状態で戦闘開始。
3.退却確率の上昇
アリエスが呪われるとムーンアイは発動できなくなります。
ゲームを始めるとムーンアイの使い方はアリエスが教えてくれますよ。
↑MOON EYE [OFF]・・・周囲の状況も分からず危険な状態です。
↑MOON EYE[ON]・・・周囲の敵の情報が分かるようになりました。画面右上に小さいですけど、TIME35という数値が表示されています。これは、残り35歩数分ムーンアイの効果が持続するという意味です。
縮小マップ
今まで歩いたマスと、トラップの場所などが色付けされて表示されます。マウスホイールで階層を変えることができます。
ダンジョンを進めていくにしたがって、ダンジョンにはいろいろ仕掛けが増えていきます。ここでは全ダンジョン共通の設置ポイントを説明します。
階段
フロアを移動する為のポイント。アップなら上、ダウンなら下となってます。ちなみにダンジョンは必ずしも地下1階からスタートするわけではありません。
トラップ
ダンジョン内には「ダメージトラップ」と「ステータストラップ」の2種類があります。トラップは裂けることが困難です。 トラップを完全に避けたり、無効にする方法はありません。月人の中にはトラップにかかりにくくなるスキルがあるとも聞いていますが…
一度トラップにかかると消えますが、ダンジョンから出ると復活します。
「Atk-TRAP:ダメージトラップ」…プレイヤー側のHPにダメージを与えます。トラップ回避のスキルを装備してキャラクターは、受ける影響が小さくなります。
ダンジョンパートでは氷虎&月人共に、トラップでHP0になることはなくHP1で耐えます。トラップを踏んだ瞬間、ゲームオーバーになることはありませんのでご安心を。
「Sta-TRAP:ステータストラップ」…プレイヤー側にスキルを封印される「呪い」や、命中率が下がる「盲目」などの、ダンジョン内で不利になる、ステータス異常系ダメージを与えます。トラップ回避のスキルを装備してキャラクターは、受ける影響が小さくなります。ゲームが進むにつれて厄介なのは、こちらのトラップになります。
トラップは一度通過した場所なら、次回から表示されています。慎重に行くなら、最初はトラップの場所を探しながら探索し、地下幽室に帰還。その後に本格的にトラップを避けながら、探索をかけてもいいかなと。
HP回復ポイント ・ST回復ポイント
プレイヤーにとってのオアシスポイント。全キャラクターのHP、ST(状態異常)が完全回復します。トラップと同じく一度ダンジョンを出ると復活します。
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戦闘パート
キルツヴァルドの心臓部とも言えるのが、この戦闘パートです。
キルツヴァルドの戦闘システムは、カード風に配置されたキャラクターを縦4×横7の28マスの中をマウスを使用して動かします。そのうち下2ラインはプレイヤーの影響下にあり、移動に制限を受けません。
戦闘開始時はその下2ラインが初期配置エリアです。配置は編制画面であらかじめ設定してあるフォーメーションが適用されます。
感じとしてはテーブルに配置されたカードをすばやく手(マウス)で掴んで動かして、移動先で離すような感覚的操作です。自分だけの最適なフォーメーションを編み出しましょう。
攻撃については、ボス優先、雑魚狩り、待機の3方針から全体方針を設定しておけば、月人自身が攻撃範囲に対象となる敵を捕らえている場合は、自動的に攻撃します。(月人ごとに個別に攻撃方針を変えることできます。特定の敵を指定することもできます。特定の敵を指定する場合はキャラを掴んで戦いたい敵の上で離すだけです。)
オートなので、操作が繁雑になることはないと思います。
この操作は現状では、マウスが最適であり、PCゲームならではのデザインに仕上がっています。
移動と攻撃
味方&敵共々、移動ゲージと攻撃ゲージを持っています。
戦闘中、常に時間は経過していきます。ゲージが溜まっていき100%MAXになった時点でそれぞれの行動が可能になります。
移動ゲージは、MAXであれば、即移動できます。またMAXになる前に、移動したいマスを指定しておくと行動を予約しておくことができます。
攻撃ゲージは周りに攻撃対象がいれば、ゲージがMAXになりしだい方針に沿った攻撃を行います。移動と同じく行動予約は可能です。
戦闘で敵にとどめを刺した場合は敵からAuraPTを奪い、月人はある程度のHPが回復します。氷虎はHPが回復しないため注意が必要です。
↑スザク系のスキルを装備していないと、敵側のゲージを視認できない。必ず装備しておこう。序盤は「月人ジェミニ」がスキルを持っているぞ。
戦闘スピードは3段階に切り替えが可能な他、CTRLキーや戦闘フィールド外にマウスカーソルを置くことで、一時停止させることができます。逆にSHIFTキーで、PCの限界処理速度まで上げるので、リアルタイムが得意な方、苦手な方、時間を有効に使いたい方皆さんに対応したシステムを使用しています。
移動ルール
移動はマウスを使用します。
移動ゲージがマックスであれば、即移動が可能です。1回の移動で、プレイヤーエリア(下2列)は、プレイヤーエリア内であればどれだけでも動きます。敵エリア(上2列)内での移動は隣接マスしか移動できません。(エリアに侵入する時にZ.O.Cの影響を受けるようなイメージです。)
移動先を予約していれば、ゲージMAX時に瞬時に移動できます。(敵AIもゲージMAXで移動してきます。)
◇◇◇◇◇◇◇敵エリア
◇◇◇◇◇◇◇
☆☆☆☆☆☆☆味方エリア
☆☆☆☆☆☆☆
月はプレイヤー
★◆が1回につき移動できる場所
◇◇◇◇◇◇◇敵エリア
◇◇◇◇◇◇◇
★★★★★★★味方エリア
★★★月★★★
味方エリアならどこでも瞬時に移動。
◇◇◇◇◇◇◇敵エリア
◇◇◆◆◆◇◇
★★★月★★★味方エリア
★★★★★★★
・
◇◇◆◆◆◇◇敵エリア
◇◇◆月◆◇◇
★★★★★★★味方エリア
★★★★★★★
・
◇◇◆月◆◇◇敵エリア
◇◇◆◆◆◇◇
☆☆☆☆☆☆☆味方エリア
☆☆☆☆☆☆☆
データパート
『キルツヴァルド』のプレイを分析&楽しむための要素が詰まっています。
・各種データ欄
こういうデータも欲しいユーザーの意見も取り入れていただいたので、後々キルツヴァルドをいろいろな縛りや偏った遊び方をする際にも役に立つと思います。 あなたのゲーム内評価と称号も表示されています。
・倒した魔物(敵データ閲覧)
出会った敵辞典です。エンカウント時に見れるものと同じですが、ここではエンカウント済の敵のデータが参照できます。
・データ出力
いつもの『HTML出力』に加えて、本作からは新たに『XML(Excelで使える)出力』を可能にしています。これによりマイ戦歴を他の方へ公開しやすくしています。
・PASSWORD(パスワード)
『キルツヴァルド』から採用された新システムです。ゲーム中にパスワードを手に入れることがあります。手に入れたパスワードをここで入力することで、新しい武器を手に入れることができます。
ゲーム中以外でも特典的意味合いで、パスワードが公開されることもあります。(その一つを教えちゃいます。キルツヴァルド体験版をやってみましょう。)
・WebRANKING
StudioGIWの無料ブラウザゲーム『ムームーホッパー/リツキホッパー』で採用され、『キルツヴァルド』でも標準使用となった新システムです。ヴァジアルサーガまではスコアランキングは『StudioGIW』にメールして申請していましたが、今回は「CTRL+R」キーで現在のスコアを即時反映します。初回のみランキングネームを登録します。参加は自由です。到達度や何周目かが分かります。
上位ランキング目指さずのんびりプレイされる方も、参加プレイヤーの中で自分の位置を知ることができるのでぜひ参加してみてください。すごく燃えますよ。
私はオフラインゲームで他人と世界を共有している気分になるゲームを『擬似オンライン』と呼んでいるのですが、本作も1人プレイRPGを、他のプレイヤーとスコアを競える、1人だけじゃなく皆もプレイしている気持ちになる、という仕様にしているのがなかなか面白いと思います。
パスワードやランキング機能は、今後のStudioGIW作品にも応用が期待されます。
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~
↑ここをクリックするとベクターさんで手に入れられます!
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★ ★ ★ 第 3 章 ★ ★ ★
最後にコンセプト・豆知識・噂話などを簡単に・・・
★攻略1(Aura)
例えば、すごい強い敵をすれ違える通路におびき出してやり過ごし、その先にいるザコ敵を倒してオーラを溜めて、攻撃力を強化して、すごい強い敵と相対する。溜まったオーラの分、サクッとすごい強い敵を倒しやすくなります。
★攻略2(武装)
敵の中には、剣や斧などの近接武器に耐性のあるもの。またその逆も。敵と遭遇したら、敵グラフィックを右クリックしてみましょう。敵に関する資料が表示されます。その中に、攻略のためのヒントが隠されているかもしれません。なかなか勝てない敵でも違う武器で戦えば…
装備していく武装は原則ダンジョン内で変更できません。
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★攻略3(武器研究・序盤)
序盤、月人タウロスは武器研究のスキルがありません。武器研究スキルを持つ他の月人をツヴァルドするなどして工夫しましょう。
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・前作『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略~』は複数回のプレイを前提にしているため、1回のプレイ時間は10時間程度でした。 本作『キルツヴァルド~最後の人間~』は、1回でほとんど全てのイベントを楽しんで欲しいという制作側の思いから、少しプレイ時間は長め、プレイ内容によりますがエンディング到達までは30~50時間程度。私Wisderは38時間程度かかりました。
・武器もスキルも数百種類を数えるとか。
・StudioGIWのロゴが表示されるときに、画面下にメッセージが表示されることがあります。何種類か用意され特定の日に表示されるようです。ロゴ画面にはまだ秘密があるようですが…
・2008年8月25日のメルマガNo208より…なるほど、そういうことでしたかw
>■新作ゲーム開発日記
>序盤のチュートリアル的な進行指示を作ってます。
>ムーンアイを発動するには、”あること”をしないといけないのですが、
>ここまでやってしまっていいものか悩み中ですw
・βテストの際、第一月人アリエス専用の索敵スキル『ムーンアイ』のことは『ムーン愛』と呼ばれて親しまれていたらしい。ちなみにムーンアイのプログラミング完成は2008年7月29日
・上級者の方はダンジョン内でセーブしないでゲームを進めていくと、ダンジョンクリアごとに☆が表示され、ダンジョン内ノーセーブである記録が残ります。ゲームに直接影響はないですが、ダンジョン内でセーブしない縛りを作ることで、より緊張感のある戦いが楽しめると思います。
・『~であります』の語尾を『~でアリエス』と言い換えるのが関係者の間で流行っているらしい。
・主人公(氷虎)については、自分で描いた絵や写真に差し替え可能でアリエス。
もし氷虎用の著作権フリーの素材を提供していただけるのであれば、他のユーザーさんにも喜ばれると思います。私は絵が描けないので個人的にも、氷虎絵師様募集中!
・開発時から開発チームの中にはムーンアイ、ツヴァルドを使わないという遊び方をする強者がおられた模様。
・モンスター画は、色を反転させて使わず、輪郭は同じでも彩色も手書きで変えておられるみたいです。絵師さんの仕事、敵図鑑でよく眺めてみてください。
・制作者のM.Sekiyaさんが開発期間中の、夢の中で出会った謎の単語「ウォークターヴァイ」が、ゲーム内のスキル名で使われているかもしれないらしい。(出て来るのか!?)
・先行公開版では「貴坂理緒さん(本編では敵役)」が収録前の月人役のダミーボイスを担当されておられました^^
・汎用Webランキングシステム
を採用した関連作の『リツキホッパー(mixiアプリ)』でリツキの声を担当された「片岡あづさ」さんも、こっそりランキングに参加されているらしい。
「片岡あづさ」さんはキルツヴァルドにも特別出演されておられます。
・ゾンビヴァイタルをやったことがある人にはニヤッとくるステージがあるらしい。
・タイトル画面の背景はあの『草薙』さんが担当されておられます。
・タイトル曲は『ファイナルファンタジー12』等、数多くのゲーム音楽を手掛けた『ベイシスケイプ』に所属されておられる『金田充弘』さんです。StudioGIWの無料曲『愚民チュー』のアレンジもさりげなく担当されておられます。
・関連して「太鼓の達人13」に、ベイシスケイプ&プロギウで制作した歌曲が入ります!
カテゴリーは、「ナムコオリジナル」で、曲名は、
「トータル・エクリプス 2035 ~少女の時空皆既日食~」
制作メンバーは、
歌:愛原圭織(ProductionGIW) 作詞:M.Sekiya(StudioGIW) 作曲&編曲:金田充弘(Basiscape Co,. Ltd.) |
・制作者の「M.Sekiya」さんもゲーム内のどこかで声を演じておられるとか。
・月人「サジタリアス」が序盤から覚えているスキル「ハグネイ(撤退成功率が上がる)」は、前作『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略~』で登場した部将「ハグネイ」が、逃げ足に長けていたからという逸話がこのスキルの語源になっています。
・開発中の取材で制作者のM.Sekiyaさんは、世界の神話を総当たりで読みふけったらしい。
・タイトル画面をしばらく放置してると、少しだけメッセージが変わります。
・全滅した後のタイトル画面には、遊び心のある一言メッセージが表示されます。
・私Wisderも武器作りに参加させてもらいました。ここでは武器名は内緒にしますが、声優さんの台詞付きイベントによって手に入れることができますよ。
・ワイド画面にてフルスクリーンでプレイしたら、私のVistaPCでは横に伸びた画面になってしまったので、ユーザー側の調整なしでフルスクリーンでも快適にプレイできるよう、プログラムレベルで対応していただきました。(M.Sekiyaさんありがとうございます。)
・極暑の真夏、StudioGIWのクーラーが壊れ、クーラーなしで開発を乗り切り、その体験をふまえ、あの暑い迷宮が作られたらしい。
・皆さんいろいろな好みのキー操作があるので、いろんなキーに対応していますが、
私のプレイスタイルは、
右手マウス
左手でカーソルキー:移動
ENTERキー:ムーンアイ
右SHIFTキー:ウェイト外し
右CTRLキー:一時停止
です。みなさんと同じですか?
・StudioGIWのゲームはこれを読んでからプレイするといいかもです。またプログラマーを目指す方必見。KILLZVALDの技術的なお話・・・(下記色の部分がメルマガ抜粋)
今回の新作は、キャラ絵を256色にすると画像が劣化してしまったので、急遽、ハイカラー対応の圧縮画像描画エンジンを作った感じです。因みに、DirectDraw(DirectX)を使えば、上記のような描画エンジンを自前で作る必要はないんですが、スタジオギウでは可逆式の圧縮画像を使っていますので、DirectXを使わずに、リアルタイムで解凍しながら1ドットずつ描画しています。
自前で描く利点は、
・圧縮画像を使えるので、メモリを節約できる。
・画像を全てメモリで持っているので、ビデオカードに依存しない。(どんな環境でも安全に動く)
・細かい描画処理が行える。
・違うOSへ移植しやすい。
でしょうか。
描画速度も、遊んでもらえば分かる通り、かなり速いです^^
(ヴァスタークロウズみたいな陰影処理をする場合は、DirectXよりも速く描画できます)
名称(コードネーム?)は、「VHA(ブイエッチエー)」です。
ファイルの拡張子がVHAなんですが、今まで作ってきたエンジンの文脈があって、こういう名前になりました。
無理やり言葉を入れるなら、V(ビデオ)H(ハイカラー)A(アニメーション)の略な感じです。
※ゲームデータ内で更にLE7で圧縮してますので、VHAという名前は表に出ません。
LE7(エルイーセブン)は、スタジオギウのほぼ全てで使用しているファイル形式ですので、ゲームフォルダ内を見れば直ぐに分かります^^
■マニア向け技術情報(WBS風に言うと、「ここに技あり」)
ゲームの場合、良いプログラムとは、舞台に例えると「目立たない完璧な裏方」だと考えています。(最新のハードで、そのハードの良さをアピールすることが目的のゲームや、就職作品などの目的で作る場合は別ですが)
観客に裏方の存在を気付かせず、演劇に集中してもらえるのが理想ですね。で、具体的にどこに技術力を使うかというと、「処理の軽さ」です。
描画速度はもちろん、読み込み速度にも気を使い、遊び手にストレスを感じさせないようにします。画像データ等の読み込み(Loading)速度は、”ゼロ秒読み込み”が理想です。(厳密には0.1秒以内くらい)。ハード的にどうしようもない場合もありますが(Windowsならフルスクリーンに切り替わる時など)、Loading が長いと集中力が途切れちゃいますよね。なので、スタジオギウのゲームは、最近のハードならゼロ秒で、少し古くても1秒以内に抑える速度を目指して作ってきました。
描画速度にはかなり余裕を持たせてますので、全てのゲームの全ての場面で、「Shiftキー」を押している間、ウエイトが外れて、ゲームが高速化します。
「ゲーム速度と人間の脳速度」が合ってる時が、一番心地よく遊べてる状態なので、ちょっとコツがいりますが、「Shiftキー」でゲームの速度を調整しながら遊んでみてください^^
■新作開発日記 より(←M.Sekiyaさん覚えていらっしゃいますか?)
階段の効果音作ってたんですが、1時間かかりましたw
普通に「カツカツカツカツ…」って音なんですけど、
タイミングや鳴らす回数でイメージがかなり変わるんで、
「微調整して→ゲームに入れて聴く」って感じで調整していき、
絶妙な(自分的に)音を作れたと思いますw
発売する頃には忘れてるかもですが、お楽しみに!^^
(ここまで↑メルマガNo94、No95、No105、No158より抜粋させていただきました。)
・気は早いが次のStudioGIW作品は、タイトルに『ヴァ』が入るのか気になるところ。入れば『ヴァ』シリーズ第8弾です。 第1弾『アヴァリス(シリーズ)』
第2弾『ヴァスタークロウズ(シリーズ)』
第3弾『エンシェントヴァイス(シリーズ)』
第4弾『ゾンビヴァイタル』
第5弾『アムヴァリット』
第6弾『ヴァジアルサーガ』
第7弾『キルツヴァルド』
第8弾『…ヴァ…?』
←第1弾「AVARIS」・・・記念すべき伝説のデビュー作。単純ながらはまる人続出!
↑第2弾「VASTER CLAWS」・・・StudioGIWのゲームは部隊で行動するタイトルが多いが、GIW独自のシステムで部隊を扱うことに面倒くささを感じさせない作りになっている。
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★攻略ページのご案内
KILLZVALD S.P.T所属であり、VAZIALSAGAのトップランカーでもある「まや」さんが、発売と同時に攻略サイト「よりみち庵」を立ち上げられました。このサイトがあれば鬼に金棒ですね!
よりみち庵
http://osanpomaya.web.fc2.com/index.html
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★気になる値段は2000円&今後の展開予定
『KILLZVALD』はStudioGIW制作支援制度を採用しているため、通常版は『2000円(銀行振込)』と大変お買い得となっています。ベクターさんでクレジット購入の場合は2800円程度です。
・SpecialPack1(1500円・制作支援制度コンテンツ)
オマケ画像など
・SpecialPack2(1500円・制作支援制度コンテンツ)
高難易度の追加ダンジョンや武器データ集。
「SpecialPack1&2」は買わなくても通常版のみでゲームは楽しめますし、エンディングまでも辿り着けます。制作支援のお礼としての意味が強いので、もしKILLZVALDが楽しいと思ったら購入していただければ幸いです。
・イメージソング
月人アリエス役の「日笠陽子」さんが歌うイメージソングの公開が予定されています。詩には月人の背負う宿命的なメッセージが込められているとのこと。アリエスファン&日笠さんファンは要チェックです!
・オリジナルサウンドトラック
まだ詳細は不明ですが、M.Sekiyaさんから、発売予定と聞いています。KILLZVALDにはいい曲が多く揃ってますから、ゲームクリア後に、過程を思い出すように聞いてみたいです。
・そのほかに物販もあるということですが・・・・・
★ほんとに最後に…
『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略』から、今回『KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間』に至るまでの間は、StudioGIWさんにとって、かなりいろいろな試みをされておられます。3作に渡って発表された『ボイスドラマ』『コミックヴェリス』。数々の『歌もの』、Webランキング対応ゲーム『ムームーホッパー』、『リツキホッパー(mixi)』等。
全て今回のキルツヴァルドに向けて実験的な要素も含む作品だったのではないか?と私は考えています。キルツヴァルドでの積極的な声優起用、Webランキングの導入なんかは、それを感じさせます。
前作『ヴァジアルサーガ~愚民化戦略~』、その後『コミックヴェリス』、『StudioGIWボイスドラマシリーズ』は『陽』であったため、制作者のM.Sekiyaさんは、真逆の『陰』のゲームを作りたいという気持ちで、本作を制作されていきます。
実際キルツヴァルドは、地表は氷土と化し、人類(愚民)が死に絶えた状態で始まります。なぜ人類は死に絶えたのか?最後の人間となった「氷虎」を演じるプレイヤーは「氷虎」と氷虎に絶対の服従を誓う「月人」たちと共に、人類を復活させるべく、人間の遺伝子を集めるため動き始めます。
前作でお世話になった愚民さん方がみんな滅亡してしまっているという…ダークな始まりです。
そんな雰囲気を打ち消すかのように、月人たちが精一杯あなたをサポートしてくれることでしょう。
制作者のM.Sekiyaさんは、自身の世界観のひとつとして、ヴァジアルサーガは世界感的なものを表現し、キルツヴァルドで、人生感的なものを表現されているため、2作品両方プレイすると、より楽しめること間違いなし。
ということで、StudioGIWさんと共にKILLZVALD S.P.T.チームは(私もその1人として)、プレイヤーの視点から提案をしていき、1人でも多くの方がキルツヴァルドを末永く楽しんでもらえるようなゲームになるよう目指してきました。その想いが伝われば幸いです。
最後に「キルツヴァルド」という名の大切な作品の制作の一端に関わらせていただいたこと、感謝しております。この場を借りてStudioGIW、そして創造神であるM.Sekiyaさんに御礼申し上げます。
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~ 第1号購入者 Wisder
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~
↑ここをクリックするとベクターさんで手に入れられます!
KILLZVALD(キルツヴァルド)~最後の人間~購入ページへ
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