Wisderのゲームで脳トレ

ゲーム歴31年目の管理人が、ユーザー視点から余暇に楽しめるおすすめゲームを紹介しています。買うゲームに迷ったときに参考にして下さると幸いです。VAZIAL SAGA制作元StudioGIW最新作★キルツヴァルド★情報は随時更新!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第19回 PS3新感覚の戦術SLG
『戦場のヴァルキュリア』
PlayStation3(PS3)を持っているならぜひともプレイしてほしい作品
2009年3月には廉価版(DLコンテンツを追加)発売!
2009年4月にはアニメ化決定!
静かなバラードの曲が流れはじめ、画面には白いキャンバスの上に鉛筆で描かれていく1枚の線画。
そこには1両の戦車と、その戦車に搭乗する1組の男女が描かれていきます。そこに田舎町の背景が更に描かれていき、最後にキャンバス全体に水彩画の独特の淡い濃淡のある彩色がされていきます。
彩色が終わると、この絵に命が吹き込まれます。リアルタイム3Dで動く2Dの世界。
『戦場のヴァルキュリア』のちょっと驚きのオープニングタイトルはこうして幕を開けます。
↑OPで流れる映像はこんな感じです。(これはTGS2007公開の開発中の映像)
 
●という訳でどんなゲーム?
プレイステーション3専用で1人用のオフラインゲームです。
 ジャンルはシミュレーションRPGに区分されます。
 
舞台設定は架空のヨーロッパ。2つの大国に挟まれた資源豊かなガリア公国(中立宣言をしている)の防衛戦争を描いています。
 
その中でプレイヤーは、戦車と歩兵からなるガリア義勇軍の1小隊を指揮して、開戦から終戦まで定められた作戦(マップ)をクリアしていきます。
バトルパートでは移動する兵士を選択、選択後は兵士を直接操作してアクションポイントの続く限り行動できますので移動→攻撃→移動といった行動が可能です。
 
 
●ゲームの流れ
ブックモード
バトルモード
の繰り返しで進んでいきます。
 
ブックモードはこのゲームのホームページです。このゲームはガリア戦史を書き綴った1冊の本を読み進めていくというスタイルをとっています。画面も本を開いてページをめくるようになってます。
 
●一軍二軍
50人の志願兵中、戦闘パートに連れていけるのは20人。その20人の中で原則、隊長機の戦車エーデルワイス号を含み9人編制で作戦を進めていきます。作戦中に隊長以外は拠点でメンバーを交代することができます。スポーツに例えると20人に入ることができた兵士は1軍ベンチ入りという感じです。1軍2軍の入れ替えは、開発訓練パートで随時可能です。
 
 
●個々にレベルは存在しない
経験値はマップをクリアして始めて獲得できます。各マップにはクリアに要したターン、倒した敵等から、クリアランクが評価され、ランクが高いほど多くの経験値と資金を得ることができます。個人ごとの経験値のパラメータはありません。兵科ごとのレベルは存在します。
これは小隊全体が戦闘で獲得した経験値を、訓練施設でプレイヤーが5つの兵科に任意に割り振って兵科をレベルアップさせます。するとその兵科に属する兵士全員がレベルアップしているという感じです。
経験値に代わる個々の育成要素として、キャラには一人一人「ポテンシャル」というスキルが設定されています。部隊のレベルが上がっていくと、個々のキャラにあらかじめ設定されている複数の「ポテンシャル」がアンロックされていくような感じです。
このゲームデザインのおかげで戦場に投入していない兵士も部隊レベルの上昇に合わせて強くなるということになります。
同じ兵科ならレベルは同じ。
ついお気に入りのキャラだけ育てて、育てなかったキャラが作戦行動で必要になったときに、個別でレベル上げしなければならないことは『戦場のヴァルキュリア』には起きにくいです。
キャラ個々のレベル上げは不要になりますから、あとは戦場の状況に最適な兵士のポテンシャルや兵士同士の相性を考えて出撃メンバーを編制し作戦を遂行することに集中できます。
 
 
●バトルパート(BLiTZシステム)の採用
コマンドポイント(CP)とアクションポイント(AP)
 
ゲームのメインとなるバトルパートですが、マクロの視点から見てみると敵味方交互に行動して1ターンが経過する一般的なターン交替制です。このゲームでは〈BLiTZ〉というシミュレーションとアクションパートとの融合システムを使用することでミクロの視点のゲームシステムに個性を出すようにされてみえます。
 
実際には『戦場のヴァルキュリア』ではコマンドポイント(CP)とアクションポイント(AP)制の採用になります。
プレイヤーのターンが回ってきたら、コマンドパートで行動させる兵士を決め、アクションパートでその兵士を行動させます。行動を終えると再びコマンドパートに戻り、コマンドポイントが0になるか、0になる前の任意の時点で部隊の行動を完了させ、敵ターンへ移行します。
 
 
●コマンドパート
戦場のメインはこのコマンドパートです。作戦図に展開している味方と索敵済の敵が表示されています。その中で1ターンに数ポイントから十数ポイントのコマンドポイントが補給されます。プレイヤーはコマンドポイントを消費して命令を下すことができます。戦車は2、兵士は1ポイント消費します。持ち越しは20ポイントまでとなっています。
味方のコマンドパートでは、小隊全体として、コマンドポイント(CP)を使用してその数だけ部下に命令を下すことができます。ストーリー上の重要なキャラクターにもCPが割り当てられており、CPを持つキャラ(アリシア、ラルゴ、ロージー等)を参加させればターンごとに補給されるCPは増えます。CPを持つキャラが倒されると、小隊が行動できる回数が減少します。敵キャラもリーダー格の兵士はCPを持っているので、優先して倒して敵が行動出来る回数を減らしていくことが重要です。
また1ターン内同じ兵士に何度も行動させることもできます。(後述のアクションポイントが一時的に減少するペナルティーはあります。)
 
●オーダー
部隊一人・全体のパラメータを上げる隊長のウェルキンだけが命令できるコマンドのことです。命令に際してコマンドポイントを使用します。ちなみに私はオーダーで消費するCP分を兵士の行動に優先する方針で進め『オーダー』をほとんど活用しないでクリアしています。このことから使うと便利だけど、使わなくてもクリアはできると思います。使うならフェイズ始めに使うと効率的だと思います。
 
 
コマンドパートで行動させるキャラを決定すると、アクションパートに移行します。
 
 
 
●アクションパート
 
アクションあるの~!俺FPS系苦手だよ(ノ_・。)
って方、ご安心下さい!
このゲーム。FPSじゃなくってシミュレーションRPGですから。実際にアクション要素が要求されるのは、
?迎撃可能の兵器を装備する敵(偵察兵、突撃兵、戦車機銃等)の射程内での行動。
?動くサーチライトに見つからないように、かい潜って移動するとき
であり、ほとんどの場合はアクションパートと名前がついていても非リアルタイムだと思ってもらえればいいと思います。
動かすユニット以外が動くことはありませんし、自分がボタンを押さなければ前述の??の場合を除けば時間は止まったままです。迎撃されているときでも照準を合わせているときだけは時間は止まっていますのでしっかり弱点に照準を合わせてボタンを押してください。(武器には命中精度が設定されていますので必ず命中するとは限りません。避けられたりしますけど。)
このアクションポイントはゲージになっていて、移動すると減少します。戦車は旋回するだけでも減少します。戦車の操作が難しいのでこのルールは結構つらいですが;
 
同じターン内にコマンドポイントの続く限り、同じキャラだけを行動させることは可能です。拠点まで(または敵を倒すまで)あと一息なのに!という場合に重宝します。ただし、同一ターン内2回目以降の行動は、このゲージが行動回数によって短くなり、移動可能距離に制限がでます。連続移動が可能だからといって敵陣深く単独で攻め込みすぎると、アクションポイントが少なくてほとんど動けずに戻れなくなり孤立する危険があります。基本は連携を保ちながら各個撃破していくことです。
 
移動中は一度だけ『攻撃』をはじめとしたアクション(ゲーム中R1キー)を行うことができます。アクションを行うタイミングはプレイヤーに任せられていますので、例えば移動して敵の背後から『攻撃』、『攻撃』後はすみやかに移動して身を隠すという行動がとれます。
 
草むらに隠れる歩伏、地雷除去や土のうの修理等の支援兵が行える一部のアクション(ゲーム中◎キー)は何度でも行えます。
 
このアクションポイント(AP)を使った元祖(と思う)『パワードール』を知っている方は、PDのシステムをざくっと簡素化したような感じなので、すぐコツを掴めると思います。
 
戦車の操縦にはコツがいるので、視点にかかわらずラジコン方式の操作方法(↑前進↓後進←→旋回)も選択できるとうれしかったです。
 
 
●もし戦闘不能になってしまったら…
『戦場のヴァルキュリア』では戦闘不能になると3ターン以内に他の味方兵士で隣接させると自動で「衛生兵」を呼びます。救援に間に合った兵士は、「衛生兵」に救護されてから1ターン待てば戦線復帰可能です。もし3ターン以内に「衛生兵」を呼べないと、その兵士は死亡扱いになって二度と使うことができません。主要キャラがその状態になると即ゲームオーバーです。そうならないように、なるべく2人以上で行動するようにしましょう。
 
バトルパートで1回の戦闘に要する時間は約1時間程度。戦闘途中でもセーブはできます。でも出来るだけ時間に余裕をもって1プレイ1マップ攻略した方が楽しめると思います。
 
なかなかクリアできない方には
『戦場のヴァルキュリア』には「遊撃戦闘」というのがあります。レベル上げ用のフリーマップです。フリーマップでは難易度がEASYとNORMALの2種類から選択できます。経験値と資金稼ぎとして。また戦闘のコツを掴むのにも使えると思います。マップクリアに要する時間はメインストーリーよりも体感的に若干早いと思います。
ひとつ注意。フリーマップといっても、訓練ではなく、緊急の戦闘設定のため、メインストーリー同様、倒されてから3ターン以内に衛生兵を呼べないと死亡扱いになり、二度と登場しません。
 
 
 
 
●ブックパート
 
『戦場のヴァルキュリア』は1冊の本をめくって挿絵をクリックしていくことで、メインストーリーが進んでいきます。
一度見たムービーは、ページを戻って挿絵を押すことで何度でも鑑賞可能です。
 
 
私ストーリーは二の次で購入したのですが、久々にストーリーに感情移入できました。早く続きが見たいっ!ストーリー展開も重要なゲームの中で『戦場のヴァルキュリア』はそう感じさせたゲームでした。
その為最後までテンションダウンすることなくゲームを終わらせることができました。
ストーリーの展開は私からは一切お話しません。7ヵ月に及ぶ戦いの中で第7小隊がどう成長していくか。そしてどんな展開が待っているか。あなた自身の目で確認してみてください。
 
なんといっても水彩画がリアルタイム3Dで描画される新エンジン〈CANVAS〉の力も大きいと思います。〈CANVAS〉ってなんだという方はまずは下のYouTubeの映像(セガ公式)をご覧ください。
 
 
どうでしたか。ムービーは全編この雰囲気です。ムービーだけの導入だとそれほどすごいと思わないのですが、プレイヤーが操作するバトルパートにもこの〈CANVAS〉が使われていますので、ムービーとプレイヤーが操作する場面は同じ質感、統一感を感じることができます。
またゲームオーバーのときは鮮やかな水彩画調の画面が、一瞬に鉛筆だけで描いたような線画に変わります。この表現も〈CANVAS〉のなせる技でしょうか。
 
 
●ストーリーを補完する断章と設定資料
 
メインストーリー以外にも、断章(サブストーリー)も用意されています。断章は原則選択になっていて見ないことも可能です。私は飛ばせる断章も全部見て欲しいなと思います。
ゲームは第7小隊にスポットを当てて進んでいきますが、今全体の戦局がどうなっているのかを、補完する新聞資料もあります。
ブックモードでは登場人物、武器、ゲーム内の用語が分かるようにしてあります。
 
50人にも及ぶ兵士1人1人にもプロフィールが用意される細かさです。プロフィールを見てから採用を決めるのもいいかも。
例えば兵士の中に「ツェザーリ」という狙撃兵がいます。この兵士は設定資料やボイスが憎たらしいんですが、使えるポテンシャルを持っているので、個人的な思いはともかく、数多く戦線に投入しています。
 
 
●訓練・開発パート
ブックモードからこのパートに来ることができます。王都ランドグリーズにある施設で第7小隊を強化することが目的です。(ただ王都から離れた戦場にいてもいつでも訓練開発は可能です。)
 
訓練は冒頭で説明した部隊内の兵科(偵察・突撃・対戦車・支援・狙撃)に、戦闘で取得した経験値を使用して、兵科のレベルアップができます。場合によっては、隊長がオーダーを覚え、ポテンシャルが開花する兵士もいます。訓練を行わないことにはレベルアップしませんから、戦闘が終わったら必ず立ち寄ってみましょう。
 
開発は公国の開発者が武器や戦車の開発資金を提供することで装備を強化することで戦力の底上げをはかります。
また戦車の装備は付け替え可能ですので、戦車についてはここで兵装をととのえましょう。
 
●この他に
宿舎では、兵士の装備を変更することができます。
 
作戦室では、50人の兵士の中で20人を編制できます。
 
その他にも施設はありますが、序盤から必要なのはこの4施設になるとおもいます。
 
 
●ハードディスクインストール対応
『戦場のヴァルキュリア』はPS3での発売の為、PS3では標準搭載のハードディスクへのインストールに対応しています。5Gほど容量が必要ですが、読み込み時間短縮の恩恵があります。ゲームを始める前にはインストール必ずしましょう。
セーブはインストールしていなくてもPS3ハードディスク内に250ヶ所強できます。
●最後に。
私のブログでは、今回ストーリーに関わる一切の情報は載せていません。なぜかというと、『戦場のヴァルキュリア』はストーリー展開も重要で、知ってしまうと「あの記事読んでなかったらここでびっくりできたのに」と、後悔するかもしれないので。また元々ゲームシステムに惹かれて手に入れた感想なので、ストーリーの紹介は、このブログを読んでいただいている方なら重要ではないかなと思い述べませんでした。
セガの公式サイト『以外』のサイトや雑誌などは、クリアするまでぜひ見ないで無線封鎖プレイすることを強くオススメします。ただストーリーの内容や展開、キャラデザインなど人によって好みが別れることになりそうな部分も私は述べてません(私のサイトに寄られる方はその辺は気にされないかな)。キャラデザインをゲームでかなり重要視される方は購入の際は逆によく検討して下さい。
もし、『戦場のヴァルキュリア』に〈CANVAS〉が採用されていないありふれた画質だったとしたら。私は迷わず購入したでしょう。このゲームの核は、見た目やストーリーではなく、バトルパート〈BLiTZ〉にあったからです。そしてストーリーに関わってこないですが小隊の50名の個性ある兵士たちの存在が大きかったと思います。
 
新戦闘システム〈BLiTZ〉を活用して、『戦場のヴァルキュリア』よりも、現実私たちの住むこの世界とほとんど乖離(かいり)のないリアル設定指向の新作を希望したいところです。(この一文はゲームを途中までやった人じゃないと意味が分からないかもしれませんが。)
 
 
『戦場のヴァルキュリア』にはまった方用に
今夏、追加シナリオとさらに高い難易度を求める方のためのハードEXモード追加コンテンツ(有料)が配信予定です。

↑ゲームシステムの説明はSEGA公式のYouTubeでも見れます。

戦場のヴァルキュリア PLATSTATION 3 the Best戦場のヴァルキュリア PLATSTATION 3 the Best
(2009/03/05)
PLAYSTATION 3

商品詳細を見る

戦場のヴァルキュリア コンプリートガイド戦場のヴァルキュリア コンプリートガイド
(2008/06/26)
ファミ通書籍編集部

商品詳細を見る

戦場のヴァルキュリア (1) (角川コミックス・エース 149-4)戦場のヴァルキュリア (1) (角川コミックス・エース 149-4)
(2008/11/26)
セガ鬼頭 えん

商品詳細を見る

「戦場のヴァルキュリア」オリジナル・サウンドトラック「戦場のヴァルキュリア」オリジナル・サウンドトラック
(2008/05/21)
ゲーム・ミュージックJUJU

商品詳細を見る

どんなに遠くても・・・どんなに遠くても・・・
(2008/04/23)
JUJU

商品詳細を見る

戦場のヴァルキュリア(通常版)戦場のヴァルキュリア(通常版)
(2008/04/24)
PLAYSTATION 3

商品詳細を見る

 

My宝箱のページに戻る

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。